Entry: main  << >>
5人の命を奪った都賀川水難事故7月28日を前に
 今年もまた暑い夏がやってきました。7月28日の都賀川水難事故から6年、何年経っても忘れられない、忘れてはいけない、二度と繰り返してはならないと、この間、偲ぶ会や検証に取り組んできた『7月28日を「子どもの命を守る日]に実行委員会』のメンバーが、その日を前に、昨年から学習会を行っています。雨の降る日曜日の午後、都賀川のすぐ横の灘区民ホールで行われました。50人ほどの会場いっぱいの参加者でした。若い方の参加が多く、灘チャレンジ実行委員会の学生さんや被災地NGO協働センターのメンバーでした。
「都賀川水難事故は防げたか?南海トラフ地震災害にどう備えるか?」
  最初は、神戸大学名誉教授の田結庄先生のお話でした。結論から言えば、都賀川は、背後に六甲山があるためゲリラ豪雨になりやすいこと、急こう配のため流れが速いこと、雨水管からの大量の雨水が河川に流入することから「防げない」ということでした。そのような川を親水公園に指定したことに私は今なお疑問を抱いています。先生は、親水公園から危険な部分を削除するべき、川の上流にワイヤーセンサーを張ってはどうか等々の提案をされました。
「都賀川水難事故検証とその後の自然災害検証からみえてくるもの」
  次は、兵庫県立大学防災教育センター長の室崎益輝先生でした。先生は、阪神淡路大震災にはじまり、保護者の要請で行った都賀川水難事故、佐用町の豪雨、そして最近では東日本大震災での大川小学校の検証作業をされてこられた方です。二度と悲しみを繰り返さないために再発防止につながる教訓を明らかにすることをを使命とされて・・・。会場には、都賀川水難事故で聞き取りをされた子どもさんも参加されていました。「達成感がない」という検証作業の大変さをお話の中から窺い知ることができました。
「問われているのは『おとなの対応』であって、子どもではない」
 最後に、京都精華大学人文学部教授の住友剛先生のお話でした。住友先生は「全国学校事故・事件を語る会」の場でもお話を聞かせていただきました。隠そう、終わらせようという大人の対応で当事者は二次的被害を被ります。被害者家族・遺族の真の救済は「あの日、何があったのかという事実を出来る限り正確に知ることから始まる」ものだと、本当にそうだと思います。そういう意味でも実行委員会が取り組んできたことはご遺族の救済に繋がってきたのではないかと、彼女たちの継続した取り組みにあらためて頭の下がる思いでした。
そして・・・・・・・・
  今日の錚々たるメンバーの学習会に参加して、子どの命を守るための私の役割をあらためて考えさせられる機会になりました。今年もまた、7月28日の偲ぶ会に参加します。
*7月28日(月)午後2時〜於:都賀川公園
            (「グルメシティ灘」東、甲橋付近)

          
 
23:27
Comment








Trackback


携帯用バーコード

qrcode