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2013決算特別委員会局別審査 「環境局」
1、里山保全について
【小林】本会議での質疑にもありましたが、多井畑西地区【写真】は1970年に市街化区域に編入されており、合法的な開発であれば神戸市としても許可せざるを得ませんが、開発優先では、里山の保全はできません。「里山は森林が台風や土砂崩れ、洪水等の災害を防ぐほか、ため池や小川等豊かな自然の中、様々な生き物がつながりあって暮らしており、生物多様性を守る上でも重要な場所」と、神戸市は位置づけており、そのために里山の保全活動を行う市民団体等をささやかながら支援しています。環境局としても、市街化区域での里山保全により力を入れる必要があると考えますが、お伺いする
  
【神戸市】神戸市は、全域が都市計画区域であり、その約3分の1が市街化区域、残りの約3分の2が市街化調整区域に指定されており、無秩序な市街化を抑制している。市街化区域は「すでに市街地を形成している区域及び概ね10年以内に優先的、計画的に市街化を図るべき区域」であり、市街化区域内には、公園内の里山、街路樹、学校ビオトープといった計画的に整備されている自然環境があり、これらは管理者等により維持管理されているが、市民が保全活動に取り組んでいるケースもおおいにある。環境局としても美化活動等の支援を通じて市街化区域の自然環境の保全を図っていきたい。一定規模以上の開発を行う場合には、着手前に、環境影響評価等に関する条例に基づき、事業の早期段階からの事前配慮のほか、調査や予測を義務付け自然環境への配慮を求めている。今後もこれらの取り組みにより市街化区域の自然環境が保全されるよう努めていきたい
【小林】多井畑地区については、開発するより保全に力を入れることを求められているが、里山保全への支援はまだ不十分である。住宅都市局は今、市街化区域と調整区域の線引きの見直しを行うと聞いているが、環境局としては、このことをどのように考えるのか
【神戸市】住宅都市局が行う線引きの結果を受けて適切に環境影響評価の手続きをし、自然環境の保全に力を尽くしたい
【小林】市街化区域であっても、里山の自然環境は保全するべきであり、線引きの見直しはチャンスでもある。環境局としてもう一歩踏み出してほしいがどうか
【神戸市】里山は、古くから人の手による管理が行われてきたことで適切に自然環境が守られてきた。手つかずの自然が本当に豊かな自然なのかは疑問であり、人の手による管理も大切である。自然環境の保全活動については引き続き支援していきたい
2、環境局職員のアスベスト被害について
【小林】
阪神淡路大震災から来年で20年。当時、がれき処理に携わった人ががれきに含まれていたアスベストを吸い込んだことから2008年をかわきりに次々と中皮腫を発症する人が出てきています。明石市環境局の職員Sさんは、2011年の暮れ、腹部にしこりができ、2年後に帰らぬ人になりました。死因は、悪性腹膜中皮腫、49歳、若すぎる死でした。神戸市職員についても、当時、同様の作業をされていたことから健康面が心配されます。神戸市の責任として環境局職員の健康調査を実施する必要があるのではないかと考えますが、お伺いする
【神戸市】
震災直後の厳しい状況の中で、ごみ収集に従事していただいた環境局職員に対して、アスベストの健康被害について不安を持たれていれば適切な対応が必要であると考えている。環境局では、事業所・クリーンセンターの職員や本庁の諸君をはじめとする現役職員へ通常の職員定期健康診断の年1回の胸部X線撮影とアスベスト関連健康診断を実施している。その結果、精密検査の必要があれば保健福祉局の健康管理体制への誘導を図っている。当時、ごみ収集等に従事していた退職者で、アスベストの健康被害に不安を持たれている方から問い合わせがあれば保健福祉局や各区のアスベストに関する相談窓口を紹介している。アスベストに関する相談窓口では、必要に応じて肺がん検診(胸部X線検査)結核検診の受診を勧めており、診断結果に応じて、専門医療機関での精密検査を進めている。アスベスト健康被害に不安を持たれる職員に対しては、現行の健康管理体制の枠組みでしっかり対応し、今後も職員の安全安心の確保に努めてまいりたい
【小林】通常の検査だけでなく、別の検査も行っているとのことだが、結果は把握できているのか。また、処分場で働いている人も対象になっているのか伺いたい
【神戸市】2013年度は1037人が受診しており、受診率は約87%であり、受診の結果の区分別に適切に対応している。事業場等を指導している環境保全指導課や事業系廃棄物対策室の諸君も対象に含まれている
【小林】処分場の職員は対象になっているのか。また、1037人の受診区分別の結果はどうなっているのか
【神戸市】布施畑環境センターや淡河環境センターといった職場も対象となっている
【小林】神戸市の職員は明石市の職員以上にアスベストを吸っている可能性がある。発症までに10数年から40年かかると言われている。しっかり調べていただきたい。結果の資料の提供を求める

 
20:19
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