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つながって生き延びよう6
なぜ日本のPCR検査の数値が伸びないのか……この度は、ご丁寧に条件の付け替えまでして対応をしていることに、この国の危機管理体制の無さを感じる。何が壁になっているのか、何がネックになっているのか…………住民は、不安を抱きつつ、日々を暗い気持ちで過ごしているのにだ。
月刊『世界』(5月号)に、コロナショック・ドクトリンの特集があり、前鳥取県知事の片山善博さんが検証している。
「………まず感染の有無を確認する検査には、主に二つのカテゴリーがある。一つは、感染の発生や広がりを把握し、病原体の種類や性質等を調べるための検査である。食中毒が発生した時の保健所による検査等がこれに該当する。公衆衛生行政の一環としての行政検査である。もう一つは、患者の診断や治療を行うための検査で、通常は、医療機関を通じて行われる」
片山さんは、国が患者の診断のための検査ではなく、あくまでも行政検査の範疇に留めておく方針に固執していたのではないかと。さらに「感染がごく一部に留まっている段階なら行政検査でも問題はない。ところが、感染が拡大した段階では、それでは対応できない。保健所(神戸市は、各区にあった保健所が、統合され、一ヶ所に)や衛生研究所(神戸市は、環境保健研究所)で処理できる検査件数には限りがあるからだ。早期発見のためのタイムリーな検査を行うには、民間の検査機関による検査体制が整っていなければならない。それをあえて拒んで、あくまでも行政検査の枠に留めようとした国の意図が全く理解できない」と。
最初に戻るが、なぜ日本のPCR検査の数値が伸びないのか。この辺りにその理由がある。片山さんは、国がひたすら行政検査にこだわった理由は何か、後日、しっかり検証する必要があると締め括っている。
多くの人が感染し、多くの人が亡くなっているにもかかわらず、未だに、このような議論がなされていることに憤りを感じる。

20:57
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